先日の日曜日はここ、わが町でお祭りが行われた。
これはいわゆる地域おこしの一環で”町全体の催しである。
日頃は人通りは少なくまるでゴーストタウンのようで
寂しい限りであるが、この日ばかりは町民こぞっての
張り切りようだった。
幸いなことに朝から晴れ渡り心地よい風が吹き抜け爽やかな一日であった。
午前中我が家にお見えになったお客様を案内方がた、
娘はお供する。
あれこれ買い求めた品の中から、あの懐かしい”さんばいさん”も。
私がまだ若かりし頃(こんな日もあったんです!)
近所の方が「今日は〇〇地区の田植えなので”さんばいさん”を持ってきました。」
娘のお土産の”さんばいさん”はあの日のと全く同じもの・・・
かしわの葉で豆ご飯を包み十文字に結わえてある。
ほんのり塩味の豆ご飯の美味しさ、懐かしさ!
時は移り・・・それでもこの”さんばいさん”の伝統は脈々と受け継がれていたとは・・・・
嬉しくもあり頼もしくもありの心境のババ。
この山間の地は今から次々とこの地ならではのお祭りが・・・・
どうか皆様!暑さに向かう日々、納涼方がたお越し下さいまし。