あの夏の日の思い出

昨日、久しぶりに皆で妹の家に行った。
いつもながら姉妹が会えば昔話に花が咲く。

暑い夏が来ればどういう訳か子ども時代、それも田舎に
疎開していた頃の話になるのだ。
兄弟、姉妹友人と同世代が集まれば自然にあの頃の話題で盛り上がる。
c0060919_1053093.jpg

昭和20年のたしか7月ではなかったか・・・
学童疎開で我が姉妹3人が西高屋村、東高屋村、造賀村から縁故疎開に変わるため
呉空襲の後、迎えにきた父に連れられて家族の疎開先の村に行く途中、
通りがかりのご婦人に声をかけられて、急にその方のお宅に泊めていただくことになった。

今でもあの、ご親切な方をはっきり覚えている。色白で上品な人だった。
石段をトントンと上がって落ち着いた日本家屋で一晩のお宿を提供していただいた
ご親切な奥様とかくしゃくとした老紳士の温かい情けは忘れない。

翌日、近くの駅まで送っていただき、そこで竹の皮に包んだお弁当まで
頂戴したのだった。
包みを開けると中から輝くばかりの白いおむすびが・・・・しかも、大きな三角むすびが・・・・
たしか、塩むすびだった!ああ、その美味しかったこと!!

今までで一番美味しかった食べ物は?と聞かれたら迷わずこの時のおむすびをあげたい。

あの、厳しい世相、辛い時の人の情けを忘れることはない。できることなら
この私の感謝の気持ちを伝えたい・・・そして恩返しができたらと思う。
そう、何か小さなことでも人のお役に立てたらこんな嬉しいことはない

一夜明けて今日は猛烈な暑さ!!
昨日妹との思い出話でどうやら活性化したようで(自分で言うのもなんですが・・・)
暑さなんぞに負けられないぞ!と、まあ、こんな調子でありマス。

c0060919_1049891.jpg





c0060919_1701581.jpg

[PR]
by ba-basan | 2010-07-01 15:44
<< 試し堀り・・・・ 雨の日なのに・・・・・ >>