花 香る
花かおる 学びの庭に別れ行く
門出の朝(あした) 想い出は
胸にあふれて 懐かしき
我が師 我が友 ~♪
この歌は多分間違いがあろうと思うけど・・・お許しあれ
なにぶんにも遠き昔の事ゆえ歌詞は記憶もおぼろになった。
私があの終戦の年、小六で翌年の春三月
疎開先の田舎の小さな小学校の卒業式で
卒業生が合唱した思い出の歌である。
何年か前に新聞記事で知り懐かしさでいっぱいになった。
”仰げば尊し♪“ ”蛍の光♪” でもない我々の知らない歌。
実はあの頃はこの二曲は許されずあの年だけ新曲となった。
この歌は一般から募集して入選した大学生の詩である。
今年も春を感ずる季節になって方々の卒業式の報道を見るにつけ・・・
昨年の苦しみを乗り越えてきた子どもから若者たちの
涙と笑顔に感動も新たに・・・
どうか試練をバネに希望をもって新しき門出を踏み出してほしい
♪はな~かおる~♪今年は久しぶりにこの歌を口ずさみ
大学生の美しい詩に思いを寄せ清らかな調べに
一回きりの卒業唱歌を大切にしたいと思う。