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夏の野菜たち(パート2)

☆ キュウリ

夏野菜といえばすぐにキュウリが浮かぶように
主役級の野菜である。

スーパー、八百屋さんに並べられたキュウリは
大きさがきれいに揃い
色や形も見事なまでに美しい。

わがミニ市場(どんでん市場)のキュウリと云えば・・・・
でっかいものや、少々曲がったのや、
大、中、小、さまざまでその日の収穫によって
多かったり少なかったり。

でもでも、もぎたてで、新鮮、安全、そして
見かけは良くないが、そのまま、
ガブリとかじっても美味しい!
これがモットーなのだ。

ちょっと留守してでっかくなりすぎて、
「これヘチマ?」と云われそうな代物も
お年の方に案外喜ばれるようだ。
(昔は大きいのが多かったわ)

若い人も珍しいからと買って行かれたり
まあ、小さい市場ならではの面白さかしらね。
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# by ba-basan | 2005-08-10 15:35 | キッチンガーデン

夏の野菜たち

☆ゴーヤ

”チュラ”さんでお馴染みのゴーヤは
この暑さをものともせず、グングン成長して
蔓の間を何本もぶらさがっている。

うっかり見おとして知らぬ間に黄色くなったのも
あり・・・あ~あ
今や旬真っ盛りだ。

何年か前に初めて戴いた鹿児島産のあの苦さに
びつくりしたけど今では我が農園にも、そして
食卓にもすっかり定着している。

不思議なことにあの違和感だった苦味が癖になり
好物となった・・・
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☆オクラ

まるでムクゲのような明るくパット開いた可愛い花
花が落ちた後に三角帽子のような浅緑の実をつける。

朝、収穫したら、夕方またほかのが伸びて、
再び収穫せねば。油断していると大きく硬くなって
食用にはならない。

”オクラよ!おまえは筍か・・・”
と、云いたい程の成長振りに
嬉しい悲鳴と共に朝から
いそがしい真夏の日々である。
                           
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# by ba-basan | 2005-08-08 17:52 | キッチンガーデン

夏の日差しの中で・・・

梅雨明けと同時に、暑い夏の到来である。

五月半ばに植えつけた夏野菜の苗が
ぐんぐん成長して
今や収穫に追われる日々。

愛らしいネーミングに見せられて植えたトマトが
イメージどうり、いや、それ以上に可愛らしく
まるでルビーを思わせる美しく輝いて・・・

苗木が大きくなりミニトマトが鈴生りとなり
重みに耐えかね、ある日ばったり倒れてしまった。

それでも小さな実は、次々に完熟してくれる。
なんと、健気な!

フルーティな、野菜と云うよりも果物と云えそうな
そんな味のトマトである。

試しに我がミニ市場に並べてみたら
なんと、あっと云う間の売れ行き。

来年はもっと量産に励まねば・・・。

*写真は、左が「アキコ」で右が「アイコ」
              ↓


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# by ba-basan | 2005-07-31 15:09

梅雨のさなか

今日で三日、雨が降り続く。

先週の大半は雨だったので
農園は、またもや草に覆われてしまった。

キッチンガーデンの花たちは
かすみ草、あの燃えるがごとき赤きルピナスなどなど・・・
枯れ果てて見る影もない・・ああ~

野菜は?
米ナスは勢いよく丸い大きな実をつけている。
モロヘイヤは葉を茂らせて元気いっぱい!
青ジソは日照りやけから俄然雨に打たれ緑鮮やかなり

キュウリの苗はウッカリして”地這い”だったので
この大雨の中、四方八方つるが延び放題となり
ソレ!シートを敷くやらヤレ!刈り草をしくやら・・・

トマトは雨に弱いと聞き、他所に見習って傘を
支柱にくくりつけ、雨よけとする。
なんとまあ、畑に色とりどりの傘の花が開いた。

捨てるにしのびず、とっておいたオンボロ傘が
こんな時に役立つとは・・・リサイクル精神健在なり

自然を相手の、農業の難しさにいささかげんなり・・

雨の日もあれば晴れる日もあるさ!と
気をとりなおし秋野菜を計画する。
やっと私にも計画性が芽生えたのかしらん。
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# by ba-basan | 2005-07-11 15:46 | キッチンガーデン

合歓(ねむ)の木

今年も暑い夏が巡ってきた。
農園までの田舎道の車窓の景色は
めまぐるしく移り変わる。

冬木立から新緑へ・・・やがて待ち焦がれた桜の季節。
山のてっぺんの山桜。そして藤、つつじ。

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今は、山間の木々の中で「合歓の花」が真っ盛り。
しばし見とれしまうのが、いつもの慣わしとなった。

戦時中、学童疎開の時のこと、毎日の登下校は集団で
ひと山越えて村の学校に通う日々であった。

ある日、山の中で大きな木に、まるで羽のようにフワッと青空に
溶けてゆきそうな幻想的な花が・・・これは何の花?
大木なのにひそやかに咲いている花に心を奪われ
しばし我を忘れ・・・

これが始めての合歓の木との出会いであった。
この季節、この木を目にする度に
あの懐かしい子どもの頃に思いをはせる。

ああ、友よ!
ひとあし先に縁故疎開に変わった私をお寺の境内の
丘の上からいつまでも、いつまでも手を振って
見送ってくれた友だち。

迎えに来てくれた父と妹と「さようならー」と
なんども、なんども振り返り、

手を振り続けたあの日が甦り
胸を熱くする。

この季節、あの日の光景が合歓の花と共に懐かしく
思い浮かぶ。

*写真は6月19日に撮影。農園のお花畑です。合歓の花は残念ながら写してません。
# by ba-basan | 2005-07-04 15:52 | 思い出

市場開店

今朝テレビを見ていたら直売所の特集であった。
ああ、今や直売所は花盛りなのか・・・

軽い気持ちで店開きと相成ったが、
ホント現実は厳しい。

週に二日、土、日だけなのに
朝に弱い私は眠い目をこすりながら野菜の収穫。

朝採りで新鮮さを第一にと・・・
それから選別を・・・
そして束ねる。

これだけでもうヘトヘト。
でもここまでが、ばあばの役目。あとは娘にバトンタッチ。

もともと農作物は自家用からの出発なので種類と
数量不足になった・・さて、どうしましょう。

肝心の値段設定に、ああでもない、こうでもない。
お客さんから安いと何故?と不安がられ
ちょうどよいと思っても「高い!」と言われたそう。(←娘ションボリ。
今頃現実の厳しさを知ったようだ。)

でもね、助っ人現るのとうり、地域の方々が
「平飼いたまご」「おはぎ」「木工製品」「手作り玩具」その他いろいろ・・・
おいてくださり、まるでミニ百貨店みたい。
(最初は無人野菜市になるはずだったのに、本格的になって嬉しい誤算!?)

できたてのホヤホヤのこの小さな市場が
地域の人の、いや、よそからこられた人びとの
楽しい交流の場となれば・・・・
とひそかに願うばあばであった。c0060919_1681558.jpg
# by ba-basan | 2005-07-01 16:06

恵みの雨

待ち焦がれていた雨が夜半過ぎ、やっと降りだした。


降らぬうちにと急いで畝打ちしてあった畑に大豆をまく。
一人が棒で穴を開け、もう一人が大豆を二粒ずついれていく。
ア・ウンの呼吸で・・と言いたいところだが、途中から
勝手にまいていく。


にんにくは畑から急いで抜いて日陰にぶらさげて干していく。


そうそう、キッチンガーデンの花壇の方は
廃材不足なので今の間に小石で囲いを・・・
雨で流されないよう。

石を積みすぎてまるで城壁みたいになって花より
松の木か、お城のミニチュアのほうが似合いそうだ。


大忙しで日が暮れて恵みの雨の到来である。


翌日、すっかり雨は上がり、明るい日差しを受けて
我が農園の野菜も花も生き返ったように・・・


花しょうぶは急に蕾から紫の見事な花に変身。
石垣の松ならぬカスミソウが雨に打たれて倒れかけている。
それでも美しく咲いて・・・
石垣とはちょっとアンバランスかしらね。


恵みの雨に感謝しながら、当分水遣りから開放される
と、ヘトヘトに疲れた、ばあばの本心でありマス。
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# by ba-basan | 2005-06-10 17:02 | 自然

市場の話(戦後60年に寄せて)

私の故郷は軍港があった呉である。
戦後焼け跡からいち早く出現したのは闇市であった。

無一物になった人々は、それぞれに自家製の
品物や食べ物を持ち寄り広場に集まり、店開きとなる。

活気に溢れ、人々の顔は明るく希望に満ち満ちていた。

小さい頃からお店やさんがごっこ大好きだった私は
毎日学校帰りには必ずたちより、あれこれ見て回るのが
楽しくてたまらなかった。

闇市から少々昇格して青空市場になり、その後は
マーケットに・・・

お肉やさんの前では、お肉やさんとお客さんのやりとりが楽しく
「ビフテキ二枚ね。」「塩コショウしましょう」
手際よく肉たたきで肉をトントン叩き、塩、コショウをパパッと・・・

「牛肉二百文匁ください」”フムフムこのぐらいかしら”
ビフテキの時はこうするのね。

ついに「肉やさんにお嫁においで」と
お店の人に言われてしまったぐらい。(笑)
熱心に見学していたら時の経つのも忘れて
いたのだ。

友人と本屋で立ち読みしていて
パタパタはたきをかけられ、
仕方なく帰ったことも多かったわ。

時は移り、今年平成十七年、

近々ミニミニ野菜市の開店予定。
ふと、あの懐かしい光景を思い出した次第。

今年は戦後六十年の節目の時、
「ばあばの農園奮闘記」が
脱線してあの頃に想いを馳せ
記憶の糸を手繰り寄せ、ボツボツと書き記していこうと思う。c0060919_18301053.jpg
# by ba-basan | 2005-06-07 17:19 | 思い出

ハーブティを・・・

”分け入っても、分け入っても青い山”
思わず山頭火の歌が頭をよぎる。

農園迄の五十分。
車窓の景色はどこまでも、燃え立つ緑が続く。
今や青葉の美しい、そして吹く風も爽やかな季節である。

でも喜んでばかりではいられない。
またもや連日のカンカン照りで
折角植えた野菜や花がしおれそうに・・・

陽が沈む頃水撒きにおおわらわだ。

去年の農繁期はわけもわからず、
ただ、ただ、農作業に追われる日々だったが、
そう、熱中症寸前までの時もあったワ。
(今白状するけど)

今年はゆとりをもって、もっと楽しくやっていこう。

こぼれ種から見事に咲いたカモミールを摘んで
木漏れ日の中で午後は、
ハーブティを、のんびりと味わう・・・

この静かなる、ひとときに感謝!
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# by ba-basan | 2005-06-06 21:59 | ひとりごと

直売所

今年は遅い春が来たと思ったら
我が農園は、あれよあれよと思う間に
菜の花畑と化した。

”まあ、菜種油を採られるのですか?”の
質問に”実はミズナと小松菜と青梗菜がこうなりました”
ともいえず・・・・・

張り切って作りすぎた結果がこうだった。
いささか作る意欲が萎えてくる。

ところが、直売所として場所を提供してくださることに・・・
親切な近所の人のお言葉に、あっさりOKする。

今、全国的に人々に人気のあるものは市場巡りと聞く。
伝統ある四国高知の市場は中でも一番の人気だそうだ。

我が直売所は、足元にもおよばぬ小さいちいさい無人の
売り場からのスタートだ。

サテ、見回せば畑は今や端境期で
春の作物は殆ど終わり、夏野菜はこれからなのだ。

頼みの山菜は・・・・・蕗、三つ葉、コレも少ないなあ。
あれこれ思案しながら、
それでも楽しい夢は広がる。

六月中旬、ミニミニ直売所に乞うご期待を!c0060919_14315593.jpg
# by ba-basan | 2005-05-29 15:44

ネーミング

”アンネの薔薇”のように薔薇には人の名前に因んで
その人物に相応しい名前がついているのを
見かけることがある。

少女アンネが戦時中アムステルムダムの隠れ家で
息をひそめて苦しい生活を送りながら
明るくたくましく生きていた。

写真で見た薔薇はそのアンネに相応しい清純で可憐な美しさだった。

”アンネの日記”は今も人々を魅了しつづけ
心をゆさぶる。

”アンネの薔薇”よ!
世界が平和でありますように・・・
いつまでも、いつ迄も咲き続けてほしい。

先日野菜の苗をもとめて早速物色する。
ナント、ミニトマトにも名前が・・・
”アイコ”、”アキコ”
まあ、愛らしいネーミング!

つい、名前に惹かれて買って帰り
キッチンガーデンに植えつける。

きっと小さくてかわいい実が成るに違いない。
勝手に決めてニッコリする。
この毎日のカンカン照りで果たして・・・?

そういえば青唐辛子の苗には”なんとか美男”の
ラベルがついていましたっけ。
これはどういう意味?
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# by ba-basan | 2005-05-23 15:16 | キッチンガーデン

予報どうり朝から雨が降る。
このところ晴天続きで一雨欲しいところであった。

やっと出来たキッチンガーデンの土は、カラカラに干上がって
植えたばかりの苗も枯れはせぬかと心配になった・・・
そんな時の雨、まさに慈雨である。

そういえば、昨日はわが愛猫プリンがエラク手で顔を撫でていたワ。
昔は猫が顔をなでて(洗う)いたら雨、などといっていた。

以前の私は、お天気がよければラッキー。
五月晴れともなると嬉しくソワソワ気分だった。

幼い頃、どこの子どもたちも下駄を思いっきり蹴飛ばして
”あしたてんきになーれ”と
下駄占いを、(表だと、お天気)して楽しんだものである。

何年か前迄は、天気予報のはずれがわりとあって
はずれて雨が降ろうものなら
屋根やさん、弁当屋さん、(行楽弁当、野球場の弁当)から
抗議殺到だったとか・・・・・

今や科学の進歩もメザマシク
当たりの確率が大である。

私が農業をするようになって一番の関心事は天気予報だ。
日照りが続けば、雨乞いを本気で思うし
雨が続くと、空を恨めしく見上げているワタシ。

今日一日中降り続いた雨に、ただ感謝の日である。c0060919_17131388.jpg
# by ba-basan | 2005-05-18 17:09

キッチンガーデン

念願どうり、私の一区画にキッチンガーデンを作ることにする。

あれこれ本を見て思いを巡らせるが
先ずはやってみてから・・・・

薄汚い廃材を利用して正方形に・・・
いや長方形に・・・
重い古木を抱えてウロウロする。

八角形がよいのでは。
中を正方形にして外側を八角形にしてみると、
案外落ち着くようだ。

大体、こんなことは先ず図面に描いて、
それから地面に線を引いて
そして、はじめて畑で廃材を配置すべきであった。

”石橋叩いて歩く”のではなくて、
先ず石橋を歩いてから叩いてみるタイプの私。

次からは、改めなくては・・・と一応反省する。

内側にミニトマト、カラーピーマン、唐辛子、
外側は茄子、胡瓜かぼちゃ、レタスなど等予定する。

周囲をいろとりどりの花が取り囲み
隣の区画でハーブが風に揺れる。

今日はここまで・・・

明日のガーデンは、果たしてどのようであろうか。

不安なような、楽しみが先にたつ
「おめでたき」ばあばである。
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# by ba-basan | 2005-05-09 17:41 | キッチンガーデン

ある日の食卓

爽やかな新緑の昼下がり。
久し振りに妹と連れ立って姉の家を訪問する。

「みんなでランチしましょう」と姪の誘いにいそいそと門をくぐる。
部屋の大きなテーブルにところ狭しと、数々の手料理が並ぶ。

私の大好物の海の幸、山の幸。
めばるの煮付け、筍の煮物、かぼちゃの煮物、おひたし、
モズクの酢の物等など・・・
そうそう、いなりずし・・・
清見みかん、松山名物何とか饅頭。

彼女たちはあの”坊ちゃん”で有名な四国松山からフェリーで
海を渡って、前日到着したのだった。
この食材は全て松山産とか。

姪の住む松山の家の近くに朝市が最近立って、
それはそれは鮮度がよく
値段も安く人気絶大だそうだ。

「叔母さんたちがこんなのが好きだと思って・・・」
”おお~、よくぞ覚えていてくれました”胸が熱くじ~んとくる。

われら姉妹、子どもの頃から大家族に育ち
食事の時間は、家族にとって一番楽しく、幸福なる時であった。

メニューはこの日と同じような魚の煮付け、野菜の煮物、
おひたし、が中心だった。

皆で昼食をとりながら、いつしか気持ちは若き日へと・・・

いつも作る側にいる私は、この心のこもった手料理を前にして
もてなしの心を知る機会を得ることができた。

幼かった姪が料理が上手になったのは嬉しいが、
優しい思いやりがもっと嬉しい。
そして親を超え・・・・まあ、叔母さんまでも超えるなんて!
これは、喜ばしいことなんでしょうネ

このところ、畑仕事に忙しかったけど
時にはゆっくり充電して、おおいにリフレッシュして
農園生活へゴー!

イングリッシュガーデンもよいけれど
朝市に出せるぐらいの野菜を目指そう。

なんと気の多いばあばである。c0060919_22595896.jpg
# by ba-basan | 2005-04-28 22:51 | プライベート

花、はな

戦後ようやく人々の生活も落ち着きはじめ、みな懸命の努力の甲斐あって
バラックからなんとか普通の家に住めるまでにこぎつけた頃のこと、
でもまだまだ今から思えば物資の乏しい貧しい暮らしだった。

十代の私は(信じてもらえぬだろうが)清純可憐な夢見る乙女・・・であった。

ある日隣人に三本の薔薇の枝を挿し木するようにと差し出され、
喜び勇んで門のそばに挿しておいたのだ。

梅雨になって、あの小枝がぐんぐん延びて
家の白いモルタルの壁が深紅の蔓薔薇に覆われそうに・・・・・

毎年梅雨の季節にドンドン増えて壁一面の薔薇となった。

道行く人が口々に「わーきれい!」

歓声を耳にして大得意であった。

時は移り・・・・・・
田舎の我が家の休耕田が一面のコスモス畑になった時のこと。

色鮮やかな、そして色とりどりの美しく揺れるコスモスを一人佇んでみとれていると
一台の車から一人の若者が降りてきて

「これは何という花ですか?」
「コスモスですよ」と、私。

若者はしばらく眺めて、
やおら感心したように「きれいな花ですね」立ち去った。
まるでお花とは縁のなさそうな若者の気持ち迄をも引きつける。

花は嬉しい大地からの贈り物かも知れない。

わが農園は
今年こそ花いっぱいにしたい。
 
そして、アーチに薔薇を這わせよう。

イングリッシュガーデンを目指して!

夢はでっかく・・・でアル。c0060919_1714397.jpg
# by ba-basan | 2005-04-25 21:59 | 思い出

花の苗を植えた

ソメイヨシノが大方葉桜に近くなったと思ったら、八重桜が満開になり
まさに春爛漫の季節とあいなった。

寒暖の差の激しい田舎では、朝は寒くてストーブをつけて
日中は暖かい陽気である。

今が一番農作業がやりやすい。
ようやく畑を耕し種まき、苗の植え付けなど
仕事は次から次へと絶え間なしの忙しさだ。

相変わらず草ははびこり油断できない。
まるで草との戦いだ・・・でもこれは平和の証拠で喜ぶべきことか。

草の中から白と青色の忘れな草を見つけて
私の大好きな可憐な花にしばしうっとりする。

♪忘れな草を~あなたに、あなた~♪つい懐かしい唄が口をついて出る。

去年沢山咲いて喜ばせてくれた花よ!また会えたね。(まあ、なんてロマンチック。)

何日か前にカタログで注文した花の苗がどさっと届いた。
見本の写真の美しさについ買いすぎて、
いづれも未知の花の苗に仕方なく勝手に植えつける。
どんな花が咲くかは、咲いてからのお楽しみ・・・とまたまた開き直ることにする。

野菜が出来すぎて、食べ切れぬ間にとうがたち
花が咲き、追われるような日々だった。
だから(今年は花を中心にキッチンガーデンにしたい)心は早くもガーデナー。

草の中から小さな花を見つけたり唄って見たり、
なかなか仕事がはかどらぬいつものばあばである。
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# by ba-basan | 2005-04-19 15:42 | ガーデニング

春の訪れ   こんな事もありました。

戦後の混乱期、今頃、あの頃を伝えるテレビを観る機会が多く
ホントみんなよく頑張ったんだなーとしみじみ思う。
たいていの家庭では男の人は都会で仕事を、
妻子は疎開のままでお互いに行ったりきたりの暮らしだった。
我が家もそういう生活だった。

あの頃のバスはまことにお粗末で、田舎の峠を走る時必ずエンストで立ち往生する。
その度に「全員降りてください。男の人はバスを押してください。」運転手さんの号令で
みんな「エンヤーコーリャー」と押していく。
やっと動き出したものの、到着までみんな乗ったり降りたりで忙しい。
でも、誰も文句は言わなかった。

ある日のこと、「田舎から町に帰るならトラックの便があるから姉と私を乗せてあげよう」と
親切な近所の人の申し出をそれはそれは嬉しく、お言葉に甘えてお願いすることにした。

当日、約束どおり田んぼのそばで大きなリュックを背負った姉と
小さいリュックの二人の姿があった。

田舎道をトラックがユルユルと我々に向かって近づいてくる。
とその時、我々の目の前でいきなりトラックは田んぼの中に横転・・・
ひっくりかえったのだ。

一瞬のことでまさに呆然!

運転手と助手の二人は、トラックの窓からゴソゴソと這い出てホッ。
今だったら「お怪我はありませんでした?まあご無事で何よりでしたね。」とまあ、
こんなやさしい声をかけたでしょうに・・・

「こういうことで今日はもう車は出ません」
運転手さんの言葉にがっかりした二人は歩いて町まで帰ることにする。

四里の道のりは子供の足で四時間かかるが、
野越え山声越え、唄ったりおしゃべりしながらアルケアルケ!

土手にさしかかると土筆の群生に大歓声をあげふたりで、
せっせと土筆採りに我を忘れる。

山道でまたもや土筆、その度につくしが増えて
お土産がどっさりできて大喜びだ。

いつの間にか陽が傾きはじめ、さすがに山の中は気味悪く
二人とも寡黙になって急ぎ足で家路へ急ぐ。


昨日、田舎の我が家に土筆が沢山伸びていた。

今年は春が遅いと言っていたけど、また土筆の季節が巡ってきた。
大地の営みを有難いと思う。

あらら、あの頃も行ったりきたり・・・
今は街と農園を行ったりきたり。
でも今は車で片道五十分あればよい。
便利になったものだ・・・と隔世の感に浸るばぁばなのだ。
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# by ba-basan | 2005-04-04 17:21 | 思い出

草燃ゆる

これはドラマの題名ではありませぬ。
今年の冬は特別長く、先週は春の雪に見舞われ、ようやく解けた途端、今度は連日の雨。
この雪では当分草は生えないであろうと、甘くみていたのが、そもそも間違いであった。
昨日の春の陽気に誘われていざ!農園へ!まあ、なんと、なんと、薄緑色の草、草。

今年こそは草は生やさないと、そのつもりであったのに・・・・ああ~
でもね、この草は冷たい雪の季節にも耐えて今燃えいずる時を迎えて、
それぞれに小さい花をつけているではないか。

食糧難な時には草がみんなの貴重なる食材になってどれほど助けられたことか・・・
♪土手のスカンポジャワさらさ~♪と歌いながらスカンポ(いたどり、すいば、かっぽん)を
手折り、かじって空腹を満たしながら山道を友と歩いた遠い日を想う。

”草が生えるということは、それは土地が良いからでしょうね。”
今は亡きk氏の心優しい言葉を思い出しながら
まずは草取りに精をだすばぁばであります。
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# by ba-basan | 2005-04-02 12:11 | 自然

梅香る

弥生三月、街なかでは早くも梅が散り始めたというのに、
我が山里では今や満開の紅白の梅、うめ、が香る。

何といっても日本の田舎の風景には、梅の花はよく似合う。

暖かい昼下がり、年寄り二人縁側で柔らかな日差しを受けて
日向ぼっこ。ネコはそばでまるくなる。
「ばあさんや、お茶にしょうかい」「そうそう、羊羹が・・」ようかんも
いいけど桜餅が・・・京都風のもち米のあのツブツブの、
それとも淡雪かん(三次名物である)と、
食べ物の事となると、ばぁばは脱線して困るのだ。

この日本昔話のような舞台では、
先ず紅白の梅の木がなくてはいけない。
この舞台は老後の理想でもあり憧れでもあったのだが・・・・

ふと我に返りまじまじと梅の木を仰ぎ見て”去年は不作だったから
今年は沢山とれそう。ならば梅干、梅酒、梅ジャムにも挑戦だ!"
物不足経験者はこのとうり現実的でアル。

春の筈なのに時折厳しい寒さに思わずばぁばはストーブ前の
指定席に突き進む。
いつの間にか我が愛猫プリンも指定席めがけて”ネコまっしぐら~”
なんたることよ!
ばぁばとネコはいすとりゲ-ムに夢中・・・現実はこうなのだ。

このところ時ならぬ積雪や大雨に見舞われて、
張り切っていた農作業も、しばしお預けといったところである。


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# by ba-basan | 2005-03-23 21:52 | 自然

じゃがいもの思い出

三月も半ばになってジャガイモの種芋が届いた。

昨年の秋じゃがはあまりよい出来ではなかったが、
煮崩れしないメークインで初めてにしては○ってとこか。
今年はもっと上手に作ろうと張り切るばあば。

ところで、ジャガイモと言えばいつも思い出すことがある。

あれは何年前のことだろう。ばあばは戦争中疎開していたの。
(ばあばは、呉生まれ)

私の疎開先(熊野跡村)での田舎生活ではじゃがいもは、貴重な主食であった。
なんたって米がないのでジャガイモ、サツマイモが毎日のご飯であった。

子供はだれもが大切な労働力。
食事つくり、井戸の水汲み、子守、薪割り、農作業その他諸々、
勿論私は勉強そっちのけで家事に勤しんだものである。

夕食の支度は私の役目だった。(子どもの頃から料理してたのよ。)
大きな鍋いっぱいにじゃがいもを茹でて満身の力を込めてエイ!!ヤッ!!
と鍋をゆすった途端、中のジャガイモは宙高く舞い上がり
手から離れた鍋ごと、地面に落下!
夕食の粉ふき芋が出来るはずだったのに・・・・

私を取り囲み楽しみに待っている弟妹の驚きの顔、顔、・・・

幸いなるかな、芋は飛び散ることなく無事、鍋の下に収まった。
そーっと鍋を除けてみれば、ナントじゃがいもの山である。
と、ここまでははっきり記憶にあるがその後は思い出せない。

ドラマの”おしん”と同じようなわらぶき屋根の家の台所で働き、
そして皆で助け合い一生懸命生きてきた時代。
じゃがいもと共に思い出す「ほろ苦い思い出」である。
# by ba-basan | 2005-03-14 17:11 | 思い出

こうして農園は始まった。(2)2002年春 チューリップの巻

「日当たりがよく、水が豊富なよい環境なので、おいしいお米と野菜が沢山とれるわね。」
という友の言葉に励まされ、いざ!農作業開始だ。

こども時代に一年間田舎に疎開していた頃の経験を思い起こし、
自信満々であった。

初夏の麦刈り、田植え、やさい、芋堀り、麦踏みなどなど・・・
おおいに張り切って早速種まき。
花、野菜の苗の植えつけにがんばる。

と、まあ、ここまではよかったが現実は厳しかった。
スイカがボールぐらいに育って喜んでいたら長雨で腐ってしまったり、
ほかの野菜から花までも同じく枯れてガックリ。
畑が田んぼになった。ああ、元は田んぼだったんだー

そうだった。まず土作りから、水はけなどなど・・・
日夜勉学に励みホント聞くも涙、語るも涙
まではいかないけれど自分で言うのもナンですが、
努力の甲斐あってこの二年で
美味しいお米や野菜が収穫できるようになった。

しかし、初めての年(2002年)でもチューリップは大成功!
特に二百本ほどのチューリップの目にも鮮やかな美しさは
まさに桃源郷に居る心地さえした。

ミニミニハウステンボスの誕生!

去年の晩秋、またチューリップを植えようと思ったけど、
置いたはずの球根がない!!
(きっと台風に吹き飛ばされたのだ)と、ここは台風のせいにして断念。

今年は、六歳の孫が植えた十本ばかりのチューリップが
春には咲くはずである。

その日のことを楽しみ待つ、ばあばである。

                             2002年4月撮影
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# by ba-basan | 2005-02-28 17:55 | こうして農園は始まった

きょうは、ネコの日

初めて知ったのだが、今日2月22日は”猫の日”だそうな。
そこで今回は、ここに登場している猫との出会い話でも・・・。

我が家に一年前の暑い日の昼下がり、何処からか猫が現れた。
どうしても帰ろうとせず付きまとうのだ。
よく見ると薄汚れて痩せこけたおばあさん猫のようだ。
ばあばはつい身につまされて「おお、かわいそうに!」と、家に入れる。

それからはお決まりのコースで、我が家の一員となる。
「押しかけ女房」ならぬ「押しかけ猫」という訳。

後で聞けば、飼い主のおばあさんが転居されて、置いていかれたとか。
そのおばあさんの躾のせいか、行儀がよく手もかからない。
我が家との相性がよかったのか、
はたまた餌がよかったのかすっかり馴染んでいる。

今では丸々太り(太りすぎ?)
人はだれもが「綺麗な雄猫で、まだこどもですね。」・・・???
そう、以前とは見違えるほどの立派な猫です。

まるで猫の貴公子、プリンス。
名づけてプリンスからプリンになりました。ハイ

ばあばは熱いご飯にかつをぶしの”ねこまんま”が好物でプリンは
ドライフードと猫用魚缶詰に目がない。  どうなっているの!
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# by ba-basan | 2005-02-22 15:44 | ネコ

懐かしき可部線

雪が舞う。

あの頃はよかった・・・とはあまり言いたくはないが、でもこれは別。
先日の大雪では、二日間高速道路は閉鎖となり、バスは運休。
地元の高校は臨時休校。
わが農園あたりは陸の孤島と化した。

可部線が走っていた頃には、思いもしなかった事なのだ。
雪の日は、広島から三段峡へと走り行く汽車の暖かい座席にのんびりと腰をおろし、
車窓から眺める雪景色は、まるで水墨画の世界をみるような感動を覚えたものだ。

四季折々の車窓から眺める美しい景色よ!
二年前まで至福の時を与えてくれた可部線は
あれは夢だったのか!?・・・・・・
そしてあの”美しき日々”よ!(はて、どこかで聞いたような、そう、
ドラマの題名でした。)

どうか夢よもう一度!!

忘れないでほしい。
可部線が多くの旅人や地域の人々に幸せと喜びとを
与えてくれた日のことを!!

春雪を見上げながら・・・・ひとり想う。

                            
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2005年2月4日撮影 
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# by ba-basan | 2005-02-21 15:45 | ひとりごと

こうして農園ははじまった。(1)

 あれは三年まえ~ ♪  十一年ぶりに我が家の田んぼが戻った。

やれ減反政策だ、高齢化だ、過疎だ、時の流れはすっかり様変わり。

さて、いかにせん。親子して思案の末、

「これからは癒しの時代、大地で大いに自然と親しみ

心癒され元気になろう」ばあばも即賛成。

思慮深くないところが長所でもあり短所でもある。

春浅き時からやがて初夏と移り、わが農園は草ぼうぼうとなる。

電話で友人に「農園より牛を放って牧場に・・・」

翌日、友人夫妻と従妹さんが草刈機を車に乗せて来てくれる。

草刈機はものすごいうなりをあげて、一日後にはきれいな農園と相成った。

おお、持つべきものは友なり!!

かくしてわが農園の幕は切って落とされた・・・・と言う次第。(つづく)


http://alte.mond.jp/kakedoi
アルテ・モンド・ファーム加計土居農園
                            2004年12月24日撮影
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# by ba-basan | 2005-02-19 20:23 | こうして農園は始まった